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2022-06-13

素材について


今回は素材についてお話しようと思います。

 

shihoのジュエリーで使っている素材は、大部分がシルバー(銀)です。

シルバーの中でも「SV925」というシルバーで作っています。

「sterling silver」とも呼びます。

 

一部真鍮や14Kgfを使っているものもありますが、ここではシルバーについて書きます。

 

SV925のSV=SILVERのことです。
しるばーきゅーにーごと言ってます。
(2は伸ばしてる)

 


「SV925」ってよく見るけど何?

って思う方もいらっしゃるかと思います。

 

なので、SV925の説明を…

 

 

と、その前に、まずは純銀(99.9%以上シルバー)のことを少しお話します。

 

純銀(サラと呼びます)の場合、柔らかくジュエリーには向きません。

ちなみに、純金はヤキと呼びます。

 

 

そのため、銅など、強度・耐久性を持たせて、加工しやすくする金属(割金と呼びます)を純銀に加えた合金を作ります。

その割合はいくつかありますが、純銀92.5%以上、その他7.5%未満の金属で作られる合金、それがSV925です。

 

ちなみに、金属の純度・含有率を「品位」と言います。
シルバーの場合、品位の違いで、他にSV950やSV999などがあります。

 

私の場合、「ロストワックス」という技法で作っているので、原型となるワックスを加工業者に依頼し、SV925にしてもらっています。

 

↓これが、

 

↓こうなる

石がつくデザインのものは、SV925になり、磨いてから留めます。

 

ジュエリーの形になったSV925の状態で磨いてそのまま完成になるものもありますが、デザインによってはメッキをかけるものもあります。

メッキは電気の力で金属を付着する処理のことです。

 

私が作ってるものでメッキをかけているものは、K18メッキ(ゴールドカラー)やロジウムメッキ(シルバーカラー)があります。

この”massugu na kimochi” Heart pierceがまさに、K18メッキとロジウムメッキです。

メッキはカラーバリエーションを増やすだけでなく、見た目の美しさアップや表面の保護などを目的にかけています。

 

SV925は、使用状況によって変色することがあります。

でも、ちゃんとケアして使えば、何年、何十年と使うことができる素材です。

 

数あるジュエリーの中で出会い、お気に入りいただき、お客様の元へお届けできるということは偶然ではなく、運命だと思っています。

 

shihoのジュエリーをご購入いただいた際には、ジュエリーと一緒に取扱説明書をお渡ししています。

取扱説明書を参考に、shihoのジュエリーを長くおしゃれのお供にしていただけたら嬉しいです。

 

 

instagramでは、ブランド深堀りシリーズとして、お話をアップしているので、こちらもあわせてご覧いただけると嬉しいです。


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